先日の打ち合わせでのこと。
「世の中にデザイナーはいっぱいいるけれど、フリーのコピーライターは少ないよね」と
元マーケッターから言われました。
「そもそも会社員コピーライターすら少ないですから」と私。
「みんな廃業してるからね」とは元広告代理店営業。
マジ!?廃業!?そうなの!?
うむ。残っているのは、有名コピーライターと雑多に仕事をこなす
私たちみたいなコピーライターなのかもしれません…。
雑多なものの中には、やっていることが若い頃と変わらないと思うことも
ありまして、そういうものは、明らかに素早くできるのですが、
これ以上、あまり伸びないだろうと思うんです。
収入にはつながりますが、そっちの割合が増えると、疲弊し、
本来のコピーワーク、コンセプトワークなどの重要な仕事に影響が出てしまう。
「お金のために自分の時間を割いてもいいという考えは、
やがて人生の時間を安売りすることになる」
「やらないですむことは、やらなくて済む方法を考える」という
考え方は、『自分の時間を取り戻す』(ちきりん著)で大いに共感しているところ。
今後は、もっと、自分がやりたい仕事とやらなくてもいい仕事を明確にし、
やりたい仕事のために何をすべきか考え、行動するのがいいのかなと思います。
できることの範囲で仕事をするのではなく、できる範囲(より高度なレベル)を
増やしていく仕事の仕方じゃないと稼げないっ。
すでに「これ、AIでできるよ」と思う種類の仕事もありますし、
クライアントとのやりとりに時間を取られることも多いので、
なんでもかんでも受けるというより、こちらから働きかけていかないといけません。
そうしないと、本当に廃業になっちゃうっ!
てゆーか廃業する前にカラダ壊すよねぇ。
来年は、仕事量を減らしながら稼ぐ方法を模索しようと思います(笑)。