top of page
執筆者の写真YUKO OBA

行き過ぎたら、補正する。


がまん、しなくなりましたよね。

ネットショッピングって、欲望を喚起させ、すぐ買わせ、

その熱が冷めないうちにお届け〜というなんとも素晴らしいシステムです。

でも、そうやって商品を手にしても、なんか、ありがたみが薄いんです。

心が動かないんです。よって、積ん読が増えて、着ない服が増えます。

服に関しては、私、通販サイトのメールでのお知らせを受取拒否しただけで、

ネット購入がゼロになりました!

ようは、目に触れないことが大事。

広告制作者のひとりとしては、ここがポイント(笑)。

目に触れる機会をまず増やすことが、売るためには重要だったりするから(笑)。

安いものって、目に触れたら買っちゃいますもんね。

でも、そこまで「ほしい!」「それがないと死ぬ!」ってほど、ほしくない。

だから、家はモノであふれ、お片付け本がベストセラーになったり、

ミニマリストが出てきたりするんでしょうね。

ダイエットと一緒で、結局、成功する人はわずか。永遠にダイエット本は売れる(笑)。

じゃあ、企業はそこを狙えばいい!

そして、過熱して、行き過ぎる…。

ならば、補正するしかない。

宅配便業界もそうですが、広告業界、コンテンツ業界、小売業なども

行き過ぎたんでしょうね。

行き過ぎると、従業員疲弊しますよね。離職率高まりますよね。

社会の閉塞感も高まりますよね。

で、少しずつ補正へ向かっている(いまココ)。

これまで、フェアじゃない労働環境って、先進国の過剰な消費と

貧しい新興国の間に生まれていると思っていたら、

気づいたら、先進国である日本の中にも生まれていたという皮肉。

満たされると、それが当たり前になるから、

本質的に何が大事かということを忘れちゃうんですよね、人間って。

自分がどんな暮らしを送りたいかをはっきりさせ、

意志をもってモノを選ぶと、もっと豊かになれると思うんですけどね。

閲覧数:42回0件のコメント

最新記事

すべて表示

メルカリは社会インフラのひとつだなと思った

コロナ禍前、東京では、週末ともなるとあちこちでフリーマーケットが開かれていましたよね。よく友人と不要品を出店したり、朝いちばんに行って宝探しをしたりしていました。お金がないのに好きなブランドの服が着たかった若かりし頃は、ブランド古着の店にもよく行きました。...

気づいたら激変していた暮らし

すでにコンピュータやスマートフォンのある暮らしは当たり前になり、数年前はあんなにつながらなかったwifiがどこへ行ってもつながるようになり、アマゾンはそこまで使わないけれどそれでもアマゾンがあるからだいぶいろいろ助かっていて。レストラン予約も、SMS送られてきてリマインドし...

bottom of page