昨日のNHK「プロフェッショナル」が感動的でした。
小学生の子どもたちに、新しいポテトチップスの企画をやらせるという。
※再放送前にネタをばらします。
内容は…
ある男の子が、自分が本当にいいと思った味を否定され、
湖池屋さんに(もうひとつの)「お母さんのお味噌汁味の方がいいのでは?」と
持ちかけられました。
自分の意図とは反しているので、悩みました。泣いたりしたそうです。
でも、お母さんに話を聞いたら、この男の子は幼いころからだが弱くて
それを心配したお母さんが野菜をなるべく食べさせようと小さく刻んで
味噌汁に入れたそうです。「戦いだった」とお母さんは言いました。
彼は、お母さんの長年の想いを初めて知りました。
そこで、最初やりたかった味ではなく、
お味噌汁味のポテチを本気でつくりたいと思ったのです。
ところが、商品開発はそんなに甘くない。
現実的な試練がふりかかってくる(続きは再放送で見てね)。
ここで、私が数年前より考えていたことに結び付けてみます。
人は、周囲の人の想いもそうですし、
自分自身の深掘りってどこまで出来ているだろうかと思いました。
普段、人の想いはもちろん、自分の想いもなかなか整理できないまま
時間が過ぎてしまいます。
コピーライターは、想いを深掘りするのが仕事の一部なのに、
自分自身の深掘りができていないのではないかと思いました。
自分=商品として考えて、人生・キャリアに対する戦略や理念を考えて実践する。
仕事ではとても意識していることなのにねぇ。
そこで、最近では「どうして自分はそう思ったのか?」
「どうしてあの人はそういう行動を取るのか?」「どうしてあの人はいつも笑顔なのか?」
「笑顔になるまでの苦悩や努力は?」などいちいち根掘り葉掘り考えるようにしています。
さらに「なぜあの人にできて、自分にはできないのか?」
「何がじゃましているのか?」「このままでいいのか?」など。
しかも、考えるだけでなく、実践へ。
自分の行動を変え、結果がすぐ出なくても諦めず、継続する。
継続すると、それはやがて習慣になり、やらないと気持ち悪くなります。
まずは、想いを整理することから。
はい。ピンときたら「キャリアインタビュー」をご利用くださいませ。
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