今日は、ネットで紹介されていて、うっかりポチっとしてしまった
書籍「座敷わらしに好かれる部屋、貧乏神が取りつく部屋」が
とてもおもしろかったという話です。
この本では、空間心理カウンセラーの著者が、
部屋の片づけと心理学をミックスさせて
部屋が片づき、人生が好転するように誘ってくれるんです。
なぜ、座敷わらしと貧乏神かというと、しあわせと富をもたらす座敷わらしと
人を不幸におとしいれる貧乏神が主人公ユカの家に住んでいるという設定だから。
ユカは、夫とうまくいかず、仕事もうまくいかず、
「この際、世界一不幸になってやる」とやけになって言った言葉を
貧乏神が聞いていて、不幸になる方法(主に片づけ方)を貧乏神に伝授されるのですが、
ユカは「しあわせになる」と決意し、不幸になる方法と逆の行動をとるんです。
そして、成長過程ごとに、著者からの心理学的アドバイスが入っていまして、
これが、いちいちためになる!
「不幸から逆算してしあわせを導き出すのがもっとも確実で現実的」
「部屋が物にあふれている人は、メリットを先に考える」
「忘れ物をしないようにと思えば思うほど忘れ物をするのは、否定認識から入るから。
”しないようにする”のではなく、”する”と置き換える。
忘れ物をしない→前の日にカバンに入れるなど」
「部屋が片づかない人ほど、他人に気を遣ったり、人に合わせて意志決定する。
だから自己表現が一貫しない=散らかる」などなど。
私がいちばん心に響いたのは、「理屈で考えて行動することは、過去の自分の狭い価値観の
中で判断して行動することだから、いまより良い未来へ進みたいなら、
過去の自分の価値観の枠の中で判断しない。望む未来の自分の基準で判断し、
行動することが大切」ということ。
かつて占い師だったかカウンセラーだったかに
「あなたは理屈で考えがち。もっと感覚的に、ノリを大事に」と
言われたことがあったのですが、
望む未来を、皆が皆、意識しているかどうかは別として、
考え過ぎない=感覚、ノリに結びつくわけですね。
ようやくわかりました。てゆーか、はやく言ってよぉ〜。
と、いうわけで、心身ともに健やかなおばあちゃんになるために、
悩まずにいまできることをいまやるしかないのです。