「どうやって情報収集しているんですか?」
とは、某トークショーにて若い女性の参加者から登壇者への質問。
情報収集、昔にくらべて、すご〜〜くしやすくなりましたよねぇ。
インターネットが普及していない時代はな〜、わからないことがあったら
図書館に行っていたんだぞ。大宅文庫にこもってたんだぞ〜〜〜。
いまは、情報収集はスマホひとつでかなりできるぞ〜〜。
さらに既存のメディアをプラスすれば、もう、手に余るってば〜〜〜。
でも、登壇者はマジメにこたえました。
ひとりは「情報収集しません。まず仮説を立てる。で、要所要所に必要な情報は
集める」と。もうひとりは「やたら情報収集します」と。
いや、それが普通のこたえです。
でも、彼女はそんなことを聞きたかったのでしょうか?
「情報があふれていて、どの情報をつかんだらいいかわからない。
どうしたら自分に必要な情報がつかめるようになるんでしょうか?
どうしたら質のいい情報に触れられるようになるんでしょうか?」
ということを聞きたかったのではないでしょうか?
だとしたら、まず、自分が何に興味があるか、何を知りたいかをクリアにすべき。
で、気になったことを深掘りする。
同じトピックを色々な記事で比較する、知らない言葉を調べる、
「なんで?」「その裏には何がある?」
「いまはこういうトレンドだけれど、かつては?」「海外のケースは?」
「人の心理は?」「違う世代の暮らしは?」「男は?」「女は?」とか、
色々な方向から疑問をもつ。すると、どんどん知識量が増えていくし、
自分の考えがまとまってきますよね。先も見えてくるし、
新しい糸口も見つかることもあります。
さて、以前、こんなことを聞いたことがありました。
「今日は黄色のシャツを着た人に出会おう」と思って街を歩いていると、
黄色ばかり気になってしまい、いつもは気づかないけれど、
黄色のシャツの人に出会う確率が高まると。
「気になる物事」があれば、自ずと情報は集まってくるもんじゃないのかな?
まぁ、わざわざ探さなくても、アマゾンがおすすめしてくれるし(笑)。
ニュースサイトだって、毎日メールくれるしね。楽勝じゃんかと、思うのです。