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ブレイクスルーしました!

  • 執筆者の写真: YUKO OBA
    YUKO OBA
  • 2017年5月1日
  • 読了時間: 3分

目の前に壁があるのにも関わらず、超えるほどのやる気はなくて、

挫折したり、どうでもよくなったりすること、ありませんか?

でも、壁を越えられた瞬間って、気持ちいいですよね。

さっきまでできなかったことが、できるようになる。

さっきまで見えなかったモノが、見えるようになる。

これ、写真の話です。

私は、デジカメが世の中に出る前から、かれこれ20年くらい写真をやっていました。

最初は、カルチャースクールで写真の撮り方を習いました。

休みの日になると谷根千へ行って、路地の写真を撮ったり、

海外旅行の際には、コンパクトカメラと一眼レフ持参で出かけていました。

そして、時代は移り変わり、デジカメへ。

コンパクトデジカメを2台使い倒し、一眼レフを購入。

長年やっているので、構図は、そこそこ決まるようになっていたのですが、

グッとくる写真が撮れません。そのうち、スマートフォンが登場し、

「スマホカメラでいいや」と思うようになり、

一眼レフは旅行のときくらいしか持たなくなりました。

そして、「もし、旅行中に仕事の連絡が入ったらどうしよう」と、

旅行自体、行かなくなってしまいました…。

ところが、先日、知り合いのカメラマンに「ワークショップの受付やって」と言われ、

さらに、その後の講座にも誘われてカメラの使い方を習ったら、

突然、壁が越えられるようになったのです。

「光りを意識しろ!」と言われて、被写体への光りの当たり加減を気にするようにしました。

風景を面で捉えるのではなく、点で捉えるようにしました。

おもしろい景色を探すのではなく、「光りとセットで素敵に見えるもの」を探すようになりました。

さらに、たとえおもしろいものがなくても、なんでもないものが、輝いて見えるようになりました。

無意識だったものを意識的に捉えられるようになったのです。

加えて、ファインダーをのぞいて、どこに焦点を当て、どこをぼかすか、

余計なものが入りこんでいないかなど細かく考えるようになり、

露出はオーバー気味がいいのか、暗めがいいのか、などをカメラ側で調整して、

露出を変えて何度も繰り返して、比較しながら、マニュアルで粘り強く撮るようにしました。

カメラを持っているだけじゃダメですね。自分の頭を使わないと。

右脳と左脳を駆使するので、バランス感覚がついた気がします。

また、自分の好きなものは何か、どういう色あいが好きか、被写体をどう活かすべきかなども

考える必要があり、自分の好みがどんどん出てくるし、頭がクリアになっていきます。

こういった脳の使い方、モノの選び方は、好き嫌いの判断は、明らかに仕事にも活かせますし、

短い時間内で判断してシャッターを押すということは、決断力を早めてくれそうです。

さらに言えば、写真を通じて、新しい仲間ができたのも、今後の財産になりそうです。

ちゃんとお金出して、学んで、向上心を持って写真を撮っている人がほとんどで、

その姿勢にも驚かされました。おしゃべりの間に、人生の先輩たちから学ぶこともあり、

自分の未熟さを感じ、成長しなくちゃ!と思うようにもなりました。

ファインダーはすごく狭い世界しか写さないないけれど、

その先の世界はとても広いんですね。参りました〜。

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