ものすごい剣幕で幼い子どもを叱るお母さんを見ました。
びっくりして、振り返ってしまいました。
怒っているお母さんも、怒られている子どもも、かわいそう。
夜遅くに、保育園帰りか、子どもを背負って自宅へ帰る
お母さんも見たことがあります。
自分のこと、ダンナさんのこと、子どものこと。忙しい。
疲弊しますよね…。
そして、自分があまりにも気まますぎて、申し訳なくなる。
実は、何年か前に、子どもとママの居場所をつくっている人のお手伝いを
していたことがあります。でも、すぐにやめてしまいました。
そこには、裕福でしあわせそうな方が多くていらしてて、
正直、お手伝い(ボランティア)はいらないんじゃない?と思ってしまったからです。
無料で子どもの面倒を見る=それって、社会貢献なのかどうなのか?
無料と有料の線引きはどこなのか? お金があるのならシッターさん雇えば?とか
疑問符が頭の中をグルグル。あっというまに、楽しめなくなりました。
でも、よくよく考えれば、そこは、ママたちの息抜きの場で、子どもの遊び場でもあった。
専業主婦だと、毎日向き合うのは子ども。自分の都合では動けない。
夫は夜遅くに帰ってくる。だからこそ裕福な暮らしはできるのでしょうけれど、
果たして、こころのよりどころはあったのでしょうか。
もっと大変なママたちもいっぱいいるけれど、まぁ、人の悩みって、わかんないから。
ただ、そういうところのボランティアは、いくら子どもが好きでも
子どもがいない人にはちょっとつらい。嫉妬が生まれる。
うーん。生まれるのは、子どもに対してじゃなくて、ママたちへの嫉妬ね。
でも、社会全体で子育てをするという考えには賛成です。
子どもは、未来の社会を担っていく存在だから、とても大切です。
お互い、嫉妬したり、わかるわけないと思ったりすると、ダメですけどね。
「自分とは違うけれど、気持ちわかるよね」と思いやりを持つのがいいんでしょうね。
そして、関われる範囲で関わる。関係をなぁなぁにしないとかね。難しいですけどね。