テレビを観ていて、ここ最近ずっと気になっていることがあります。
芸能人が街の人にインタビューする際、「お母さん」と声をかけることです。
「お母さんはどう思います?」「お母さん、何年お店やっているんですか?」と。
いやいや、あなた(インタビュアー)のお母さんじゃないでしょ〜と思いますし、
結婚していない人かもしれないし、子どもがいない人かもしれないしねぇ〜と思います。
では、なぜお母さんと言うようになったか。
思うに、昔は「おばさん」だったのが、女性に向かって「おばさん」というのが
失礼ではないかという風潮になり、「お母さん」になったのではないかと。
でも、「お母さん」はおかしいですよね。かといって「お姉さん」も水商売っぽい。
一方で、子どもを持つママたちの間では、子どもに「お母さん」「ママ」と
呼ばせるのではなく、名前で「Y子さん」と呼ばせるのが流行っているとか。
女性側は女性側で、中年なのに自分たちを「女子」「大人女子」と
言うようになり、へたすると明らかにおばあちゃんなのに
「女子会なんですぅ〜」と言う人もいたりしてね。
「お母さん」も「女子」も、適切に使いませんか?
そして、インタビューのときは名前を伺い、名前で呼ぶ。
これがいちばん失礼にあたらないのではないかと思います。
そうそう、蒼井優ちゃんは「女子会」ではなく
「婦人会」と言ってホームパーティをやっているそうです。
その自覚、素敵だなと思いましたが、
まぁ、別にそこ、ネーミングしなくてもいいですよね…。