事業規模を問わず、社会的にいいことをしている企業に
投資する「鎌倉投信」という金融ベンチャーがありまして。
設立後、メディアによく出ていたのでご存知の方も多いと思います。
私、何年か前から、そこの投資信託(1商品しかありません)口座をもっていて
運用しているのですが、まぁ、放置していましたよ。放置。
投資企業を知るためのセミナーのお知らせがメールでくるんですが、
それも、だいたいスルーしていました。
ところが、1月に入ってこんなタイトルのメールが届きました。
「いい会社の経営者講演」×アグリイノベーション大学校
特別講義 『2101年に向けて、今私たちが学びたいこと「農業」』
わぉ!行くっ!と、鎌倉投信の受益者向けセミナーに初参加(無料)してきたのです。
で、とにかく、おもしろかった〜〜〜!
マイファームという会社の若き経営者の夢の実現の話が!とくに!
彼は、幼い頃、実家で家庭菜園をしてたらしく、その影響で植物が好きになり、
近所の耕作放棄地に気づいて「これ、なんとかしたい!」と思い立ち、
先生に言ったら応援してくれて。
それで、進路を決める段になり、母親に「農業やりたい」と言ったそうです。
母「何をつくりたいの?」
彼「ドラゴンボールの仙豆」
母「それ、つくれたらノーベル賞ものだね」
「ノーベル賞取るなら、京大だね」
母親に導かれ、京大農学部に入って、卒業後、1社勤めて会社を起こしたそうです。
そこで、私は思いました。
待てよ、これ、コーチングじゃないか!と。
傾聴する、相手を否定しない、むしろ肯定する、本当にやりたいことを引き出す、
進むべき道を自分で決めさせる(主体性を育む)。
お母さんは優秀なコーチだったのです。
しかも私は、一昨日、シュタイナー教育についての話をちらっと聞き、
昨日、とある学校の先生と偏差値教育は崩壊するよねって雑談したばかり。
主体性を育む教育の大切さが、ここ3日で連続して頭に叩き込まれた感じがしました。
さらに、私は現在、仕事で2企業のメールマガジン、1企業のSNSのお手伝いをしているので、地道な情報発信の大切さを自ら知ることができました。企業の理念を知ることも、確実に私の仕事に直結していて、考えをどうやって整理するのかということにも役立てたような気がしました。
しかし、あんなにスルーしていたのに、一気に鎌倉投信が近くなり、
投資先のマイファームも近くなり、なんなら増資しようか、
次のセミナー行こうかと考えはじめています。
行かなかったら、何も起こらなかったはずなのに。
そして、講義の最後に若き社長は言いました。
「考えたことを人に伝えることは大切。情報発信することで、行動が変わるはずだ」と。
(補足:グループワークをやったので)
いや、まさに!
企業の広告、サイト、広報支援などをやっている身としては、まったくもって同意。
そして、それをこうやって自分のブログに書くことで、自分自身の軸もできるし、
周りの人から「大場さんはこういう人」という自分ブランディングができるわけです。
ためになったねぇ。ためになったよぉ。
補足
早く行きたいなら、
一人で行きなさい。
遠くへ行きたいなら、
みんなで行きなさい。
マイファームさんの行動規範。
個人で働く身としては
これまた考えさせられます。
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